フィギアスケートの選手たちも、バレエをばっちりレッスンしている。浅田真央さんは、お母さんも含め、越智インターナショナルバレエで稽古していたと聞いている。氷の上でヨチヨチ歩く私には、その上で華麗に舞うなどということは信じられない。が、バレエもトウシューズは同じくらい危険で難しい。よって、トウシューズを履きだすころからの指導は、厳しさを増していかざるを得ない。
 マルセイユでGpファイナルが行われている。羽生はSpで今季最高点を出している。その理由は、観客との一体感を感じる演技だったという。プリンスの曲で滑る羽生は、まさに氷上のプリンスだったと評されている。
びっくりしたのは、オーサーコーチと意見が対立していたということ。「わざと技をつなぎ、全てをパッケージとして完成させることが大切」といわれて対立していたのなら、羽生も、技にかける情熱が勝っていたのかもしれない。
 バレエもしかり。教えていて実感するのは、技はある程度教えられるが、踊り心を教えるのは本当に難しいということ。羽生は演技への向き合い方を変え、自分の殻を破ったということだ。
 今回の発表会は、ぜひ殻を破り、表現者として心から踊るという境地を全員で目指したい。
                                           私も相当、頑張ったけど、もっと頑張ります。