卒業おめでとう!
いろいろな思いを込めての卒業だと思います。

せだから笑うのではない、笑うから幸福なのだ
 レッスンの時に子どもたちに、上記の格言を話すと、教科書に載っていると教えてくれた。
フランスの哲学者「アラン」の幸福論の一節ですね。

 長寿で活躍なさっている日野原先生は明治生まれの104歳。
(現役の医者であるだけでなく、名刺に書ききれないくらいの役職をこなす)
http://kimamana-topic.com/1857.html
 日野原先生の長生きの秘訣も心の問題ということです。
睡眠時間は忙しい時で3時間ということですが、達成感、満足感があれば疲れないそうです。

 話は変わりますが、昨今の宅配問題を、私は15年前ぐらいから考えていました。
ワタミの社長渡邊さんが、宅配でお金を貯めて、労働で身体を鍛えた時代からです。
渡邊さんのように目標を持って頑張れる人は数少なく、多くの人は労働で心身をすり減らす
のではないか。加えて、時間通りに配らないとクレーム。壊れていたらクレーム。
わけも分からずクレーム。(2時間ぐらい怒られているのを見た事がある)
日本人は、勤勉で、まじめで、我慢強いはずだったが、これでは労働を支える人間がいなくなる
のではないか。労働力を失った日本は、機能するだろうか?と。
 労働によって疲れた身体を癒すのは、やはり感謝の気持ちと言葉であろうと思っている。
心の思いが、身体を動かすと言って過言ではないと思います。
「ありがとう。助かる」の一言が、どれだけの人を癒してくれるか。

 当たり前のようにご飯が出てくるのではなく、そこには野菜を作ってくれている農家の方の労働力。
運んでいる人の労働力。作ってくれたお母さん、お父さんの労働力。買うための労働力。
一つのことに、どれだけの労働があって、その一口があるかを考えてみると感謝の気持ちが持てますね。
「ありがとう。おいしかったです」と言ってくれたら、全ての疲れが消えていきますよ。

卒業にあたり、バックグラウンドを考えられる人に育つよう、お祈りしています。
立派な人間ってそういう人だと思いますよ。