道後最終日は、以前ブログで紹介した、アヴェックグラースバレエの創設のきっかけである、植田好文先生とお会いしました。

 2時間に渡る朝食デートで、日本バレエの歴史をお聞きしました。「書きとめて論文にしないといけないですね」と言うくらい、ほとんどのバレエ界重鎮の方々を良く知っておられます。バレエ団の枝分かれの原因や理由まで丁寧にお話くださり、あきることのない時間でした。

 参考になったのは、バレエは人柄、人格がものをいうということ。
植田先生はとても厳しい方で、レッスン中に「もうあなたは二度と自分のレッスンに出ないでください」とおっしゃり、生徒が減ってへって、あるときは私が一人になったことがありました。
先生それはないでしょうと思ったこともありました。
先生が出て行きなさいと言った理由が、最近やっとわかるようになりました。下手だとか、できないだとかではなく、
その人の心のありようを見抜く結果の言葉だったと思います。
 この日の会食で再確認いたしました。当時の生徒の人柄をものの見事に言い当てておられました。

 オペラ座はエトワールになるには、人柄、人格、それに加え家柄もあるようです。
私たちは、とても大変な世界に足を踏み入れました。できればいいわけでも、お金だけあればいいわけでもない。
表に見えない心の中身が問われているのです。