すると、600円で天丼、てんぷら定食、まぐろ丼、お刺身定食、ふぐぞうすい、煮物定食、から揚げ定食が食べられるお店があるではないか。
600円といえば、コーヒー一杯の値段と匹敵する場合もあるではないか。
うーーーん。入ったはいいが、細ーい海老がちょっと乗って天丼とか・・・・。
すると、身なりの整ったご婦人がすっと入っていかれる。私も続いて入って行かれる。昭和なお店の雰囲気に、まだ疑心暗鬼である。
4卓の掘りごたつ式テーブルがすぐに満席に。おや?隠れた老舗かも・・。
「天丼下さい」と頼んでみると、ご覧の通り立派な定食である。海老2本、なす2個なんとふぐの天麩羅2個。
しかも、幼い日々に遊んだ浅草の店と同じ味。これは、たれが3年4年ではないぞ。40年50年の味。大黒屋など今はいくらになっているだろう。
支払う時に「600円ですか?」消費税はなし?心の声がざわめく。絶対利益求めてないでしょう。
「おばさん、私、夜のすっぽん食べてみたいです」と言い残してお店を後に。
ぜひ、皆様そのすっぽん版を楽しみにしてください。
その隣は、恵比寿で予約が取れない賛否両論の兄弟弟子の店とかで、看板も出てないような小さな店ですが、ここも予約がないと入れないとか。
ちなみにその有名なシェフ笠原さんは、武蔵小山出身(お父さんが鳥料理屋さん)で今はわからないが、武蔵小山在住らしい。
混むといけないので
お店の名前は控えます。(写真に載ってますね)