磯野千鳥これは衝撃的なスチールです。  「明子さん、ずっと踊りなさい。辞めちゃダメ」の言葉通り
88歳入院するまで、踊っておられました。8年前、私には「足のヘルペスになってしまって」とおっしゃっておられたのが、一番難しい場所といわれている癌だったということを、今日知りました。

 弱音を吐かず、最後まで「大丈夫。明日は家に帰ります。だんだん良くなってるの」と強気でした。

 右側が磯野千鳥さんです。
 日本の踊りを見事に変えた方でした。戦後の混乱期に宝塚音楽学校を首席で卒業し、一度も宝塚では舞台を踏めず、SKDの花形ダンサーとしてトップを飾っておられました。
 磯野さんの言葉で心に残っているのは「女の園ですからね。そりゃそりゃ、いやなこともたくさんありましたよ。でも、舞台では負けないって思って本当に負けなかった」とおっしゃっていた言葉です。

 昨日、この春宝塚音楽学校に合格した生徒の入学式の様子をたまたま朝からDVDで観ていました。その最中に入った訃報でした。

 晩年、スパニッシュに挑戦しているの(お写真は数年前のスパニッシュの会の様子だと思います)死ぬまで踊るわよ・・・。
誠に見事に貫かれた生涯でした。
魂を込めて踊ることを、私たちは引き継いで行きたいと思うのです。
80歳を越えてこの美しさ!驚愕です。