植田先生1 アヴェックグラースが開校したのは、こちらの男性(植田好文先生)との出会いからです。
 日本のバレエは、ロシア革命で日本に亡命したエリアナ・パブロワが1927年鎌倉にスタジオを開いたのが日本のバレエ学校1号といわれていますが、実は帝劇のダンサーをピックアップしてイタリアのダンサーがバレエを仕込み、今の日劇で踊ったのが始まりです。その第1号バレエダンサーが、松尾明美、貝谷八百子、そして我らの恩師三橋蓮子でした。
 
 その後、小牧正英がロシアバレエ(バレエリュスに彼は在団していました)を日本に持ち帰り、谷桃子バレエ団、スターダンサーズバレエ団、東京シティーバレエ団、小林紀子バレエシアター、橘バレエ団の基礎を築きました。植田好文先生は、小牧バレエ団全盛期のプリンシパルダンサーです。1950,60年代でこれだけの容姿とテクニックのの持ち主はなかなかいませんでした。偶然にも、小さい時にあこがれた植田先生の弟子になり、小牧正英の最後の弟子の一人になれたことを嬉しく思っております。

 植田先生とレッスンの後は必ず、ミスタードーナッツでお茶の時間。
とても可愛がっていただきました。