バレエはどこでどのように発祥したのか、バレエと出合った方は一度は考えたことがあるのではないだろうか。
イタリアの宮廷舞踏といわれているが、現在のバレエに繋がったものは、かのルイ14世が住むヴェルサイユ宮殿が舞台らしい。ヴェルサイユ宮殿は、鏡の間はゴージャスさを感じられるが、美しい城というより広大な街という気がする。気に入った貴族を家族ごと住まわせていたわけだから、巨大な仲良しコミュニティーだったと思う。
そこで、太陽王といわれたルイ14世は、テレビもない、映画もない、ゲームもない日々で、どうやって毎日を楽しく過ごそうかと考えた。
 モリエールの演劇、リュリ、ラモーの宮廷バロック音楽、足りない足りない何か足りない。そうだ、宮廷舞踏の中から、芸達者を集めて踊って演劇をやろう。彼は王立音楽アカデミーを創立し、ピエール・ボーシャンを学校長に任命した。
 ボーシャンは、作曲、音楽奏者、そしてバレエの基礎となる5つのポジション、回転(ピルエット)ステップをこの時代に作り上げた。(とラモーは信じている)1630年代に、この科学的な訓練方法を作ったボーシャンは天才というしかない。自身でヴァイオリンを弾きながら、作曲し踊ったということだ。
                             フォーミダブル Formidable