DSC_0252 西小山に猫カフェがあると聞いて、出かけてみた。
 生まれ育った家では、犬が常時3匹ぐらいと、猫が5,6匹。ついでに、鶏が15羽ぐらいと孔雀が2羽飼われていた。(農家ではありませんよ。そして、それらはほとんど放し飼いだったのだ。東京とはいえ、とってものどかな田舎だった)

 孔雀は、鶏に卵を温めさせ生まれた。お母さんが鶏と思ってくっついて歩く変な子で、私はその生まれたての孔雀の卵で朝の目玉焼きを作って食べていた。そして、セッターとポインターとダックスフンドを車のトランクに詰め込んで、週末に父親が猟に出かけていった。帰宅すると、雉、鹿、イノシシ、時には熊肉を食べさせてもらった。父はクレー射撃でオリンピックで選手に選ばれた(辞退しましたが)腕前だったようで、毎週末がごちそうだった。
 猫はたいして役にたたなかった?いえいえ、湯たんぽ替わりに最適で、お腹と足をくまなく温めてくれていた。
 癒しを求め、猫カフェへ急ぐと、急ぎすぎてまだ開店しておらず、、。
あきらめて、ぶらり西小山の旅へ。するっていと(江戸前言葉ですみません)こんなしゃれたお店があるじゃねえか。
 名前もしゃれた 「かっぱ亭」
この辺、昔は花街だったときいている。楽しみだ!どんな板さんがどんな料理をだしてくれるのか。
さて、ここで紹介した、あと少しで創業100年だった、三元鮨さんが幕を閉じた。深川で始めて、震災で武蔵小山へ越してきたと言っていらした。江戸が一つ消えて寂しかった。「かっぱ亭」がんばってくださいよ。  ところで、私の食べ物好きは、子どもの頃の豊富な材料にあった?気がします。