格闘技はどうも苦手で、幼いころからTVでプロレスだのボクシングなど流れてくると、布団にもぐってやめてほしいと震えていた。今でも、どうしても好きにはなれない。見ることもできれば遠慮したい。
力がある方が強いなんてことに同意したくない。強くなりたいと努力する道のりには、感銘を時に覚える。少し前になるが、報道番組で、村田諒太選手がプロボクシングのダブル世界タイトル戦で、9か月ぶりに王者に帰り咲いたと報じていた。、その対戦を放映していたのだが、珍しく直視し見られた。理

由はわからなかったのだが、戦いぶりに美しさがあったからかもしれない。

 その後、再び別の報道番組で、今回の勝利の裏には「自省録」という本があったことをと報じていた。
残念ながらこの本を読んだことはないが、翻訳者の神谷美恵子は私が最も尊敬する人物だ。
 彼女の翻訳した本を読む人物とは、どんな人でどんな本だろう。興味深々である。
只今、2020年1月末の発表会に向けて、猛烈に忙しく日々戦いの私にはまだ読む時間はないが、
http://earth-words.org/archives/4534 マルクス・アウレリウスの名言を読んでみよう。
少しは16代ローマ皇帝の哲学に触れることになるかな。

 因みに、神谷美恵子さんは、高級官僚の娘さんでありながら、天才的な語学の達人で
英語、フランス語、イタリア語、ギリシャ語、ラテン語をたしなみ数々の国際的仕事を経験しながら、、コロンビア大学で医学を学びハンセン病の患者に寄り添い、ハンセン病の人々に尽くした方です。今の上皇后さまが心細い思いをなさったときに、話し相手として道子様に寄り添ってこられた方としても有名ですね。
 神谷美恵子さんの本を読み、この世には素晴らしい方がいらっしゃるとずっと尊敬しております。