先日、身内の集まりで、「自由からの逃走」(エーリッヒ・フロム)の話になった。
自由が与えられた大衆の行くすえの概念の話だ。
  「自由」は孤独と責任が付きまとう。なので、人は集団の中にいる安堵を選ぼうとする。
 ドキッとしてしまう。「孤独」と「責任」はどうしても、避けてしまいがちだからだ。
自分がそう思わない所で嘘をついてもそこで生きていくのが「いや」な傾向がある私でも、この二つには時折、負けそうになる。

 激戦の抽選会に通ったので、今年もプレ発表会が催される。
 その中で、チャリティーコンサートも急遽行うことになった。
急に始まったウクライナへのロシアの攻撃は、アヴェックグラースにウクライナのダンサーをプレゼントしてくれた。
 ドネツクからバレエ団の団長の機転でサンクトペテルブルクの公演を装い、そこから歩いて国境を越えて来た双子のダンサー。そして下記の妖艶なユリ―アさんだ。
    
 難しい政治の話も経済の話も分からないけれど、家を失い家族、友人を失い傷ついた人の心は分かる。
日本が平和で関係の無いという話ではないことも理解できる。
 みんなで、平和を祈りたい。ウクライナ1ウクライナ2